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住まいの中で熱の出入りが大きいのはどこ?
2019.11.17  住宅事業部

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こんにちは、住宅事業部の井ノ口です。
暦の上では立冬が過ぎ次第に冬の気配が感じられるこの頃です。

冬になると暖房器具などを使用して家の中では暖をとることをしていきますが、家の中で熱の出入りが大きいところが「窓」にあることを皆さんご存知でしたか?
家の中の暖房効率を高めるためには窓の断熱性能をよくすることでお住いでの生活が快適な環境へと変わるのです。

そこで今回は窓について注目したいと思います。
窓というと一般的にはほとんどの家ではサッシが組み込まれていることと思います。アルミでできた枠とレール、その枠にガラスがはめ込まれているもので、皆さんもよく耳にする「アルミサッシ」です。
アルミという金属は、錆びに強く軽量で加工もしやすい反面、熱を伝える熱伝導がよい金属です。アルミでできたコップに氷を入れるとコップを持つ手まで氷の冷たさが伝わってくるほど熱伝導が優れています。
ということは、アルミサッシは熱伝導がよいということになります。
真冬の寒い季節に家の中でしっかり暖房を利かせていても屋外の冷気がアルミサッシを伝って家の中に入り込んでしまうことになります。
せっかく家の中で暖房を利かせていても、その暖房効率が低下してしまうことになるわけです。

スズイチでは住宅環境性能を向上させるために、サッシをアルミと樹脂の複合断熱サッシを採用しています。
サッシの屋外側には従来のアルミ素材を、屋内側には後室の塩ビ材を使用した樹脂を使用することで屋外の冷気を屋内に伝わってこない作りになっています。
この複合サッシを使用することで冬場サッシの枠につきやすい結露の発生を抑え、冬場の屋内環境を快適な空間へと作り上げてくれます。

次回はこの複合断熱サッシのガラスについてお話させていただきますのでお楽しみに!

 

※画像はLIXILホームページより

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