こんにちは。スズイチ住宅事業部の井ノ口です。
さて、いよいよ東京オリンピックも秒読みとなってきましたが、緊急事態宣言下での開催に賛否両論ご意見がありますが安全にオリンピックが開催されることを願います。
今回は建物の基礎となる部分について解説させていただきます。
弊社スズイチでは木造住宅建築に当たり「ベタ基礎」を採用しております。
ベタ基礎という言葉はすでに多くの方々に知られている言葉ではないかと思いますが、もう一つの基礎工法として「布基礎」があります。
今でこそベタ基礎がほとんどの建築会社や工務店において使われる工法となりましたがひと昔前は、布基礎が主流で住宅建築の基礎工事と言えば布基礎の時代が続いておりました。
現在も布基礎工法での基礎工事は行われていますが、決して布基礎が悪いわけではありませんまで勘違いしないでください。
ベタ基礎は、地面から立ち上がっている部分と床一面を、鉄筋を入れたコンクリートで一体化して、大きな面で家の重みを支えます。大きな面で支えたほうが家の荷重を分散できるので、点で支える布基礎より耐震性が高いのが特徴となります。
布基礎の図
ベタ基礎の図
※画像参考 スーモHPより
ベタ基礎は、図でご覧の通り面で建物を支えていくので耐震性を高めてくれます。また床下の地面をすべて厚いコンクリートで覆ってしまうので、地面からの湿気が建物に伝わりにくくなります。そのため湿気による住宅の木材の腐食等の心配も減ることになります。更にコンクリートも厚いのでシロアリによる被害も少なくなります
スズイチでは、このベタ基礎を建築基準法で定められた配筋(鉄筋)の太さや配筋の配置に加えすべての配筋を太くし配筋の配置も密にすることでより頑丈な基礎を作り上げています。
地震発生が心配されるこの地域だからこそ安心して住み続けられる家づくりを目指します。
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