地盤補強のお話。
来月、基礎着工予定のS様邸。
建築場所には浄化槽が埋まっており新しい建物の下に入ってしまうため撤去しました。
浄化槽は縦1.7m×横1m×高さ1.6mほどあり、重機を使って掘り起こすと穴の大きさは
おおよそ縦2.8m×横1.6m×深さ1.7mとなりました。ここを埋め戻して基礎工事を行う
訳ですが土を入れただけでは地盤に強度が出ません。そこで『地盤改良工事』を行います。
一旦埋め戻した土にセメント系固化材を混ぜ転圧して強固な地盤を作ります。今回は
1立方メートル当たり120㎏の固化材を入れて30㎝毎に転圧し締め固めていきます。
地盤補強の完成です。
養生期間を置いて数値を測定し、強度が確認できたら基礎工事の着工となります。
地盤はやり替えの効かない重要な部分です。充分な計画と対策が大切です。
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